生成AIが葬儀業界にもたらすメリット
葬祭業において、生成AIを活用する理由があまり明確ではない。
普通にポスティング広告を入れたほうがいいだろうと。
もちろん、それをやめてはダメですよ!
生成AIというのは進歩しているようで、進歩していないところがあります。
だが、人類一番進歩した技術だとも言われています。
航空産業、半導体産業などと比べて最も進化が激しい分野です。
もちろん、これは半導体産業がもたらした結果です。
CPU、GPU、メモリーやさまざまな半導体があったからこそ成し遂げることができた産物です。
生成AIは今、もっとも注目を浴びている技術です。
自動運転で事故を減らす、音声案内、生活支援、農業の最適化、生産現場において物流問題などの解決に期待しています。
では、お葬式は?
お葬式で生成AIを使うというのはどういうことだろうか?
生成AIとは万能ではない
まず、生成AIというものを知ってもらう必要があります。
皆さんは憶えていらっしゃいますでしょうか、3Dプリンタが世の中に出回りはじめたとき。
そう、6~7年くらい前です。
皆さん、魔法の道具だと思って製造業が飛びつきました。
結果的に人間の思考力と使い方の課題に突き当たり、誰もが使えるツールではなかったのを。
生成AIは「誰でも使える」というところに皆さんが飛びつきました。
子どもでも、大人でも。
しかも、今は音声入力して指示まで出せます。
だが万能ではないことに気づいていなかった。
それは、蓄積されたデータ(知識)の学び終わった日というのがあるからです。
常に万能ではなく、賢くもないことに気づいていなかったのです。
しかし、それは使い方次第です。
お葬式の現場で生成AIを使うには、それなりの知識と知恵が必要です。
突然、小学生に因数分解をやってみろというのと同じです。
今まで知識どころか存在すら知らなかったことをやらせるのと一緒です。
因数分解ならともかく、「虚数」は何かと、そしてどうしてそんな「虚」の数字があるのか、どう役立つのかと問いても答えが出てくるわけではありません。
もちろん「生成AI」を利用して答えを出すことはできます。
まず葬儀社が生成AIを簡単に使えるのは、話のまとめです。
お客さんとの打ち合わせの会話をテンプレートの「プロンプト」=「司令」により音声データをまとめてもらうことです。
そのまま、マインドマップにしてお渡しすることです。
マインドマップにする前に、必ず葬儀屋さんはマニュアルに沿ってお話を進めることが重要です。
そうすることでお客さんは葬儀の流れについてきちんと理解されるからです。
その他、電話での応対です。
収録内容をそのまままとめることです。
今、それが活発なのは Zoom 会議などで利用している「AI Companion」です。
話の内容をまとめてくれます。
もちろん、抜けもかなりあります。
葬儀屋さんとして大切なことは重要なことは必ず「ここは重要です」という言葉を発することです。
プロンプトに「重要なことです」を把握させるプロンプトを入れる必要があります。
これをベースに引き継ぎ時間の大幅な短縮が可能となります。
お客様もお葬式マニュアルとMapifyなどのツールで可視化した時系列内容でよりお葬式が具体的に理解できるようにもなります。
これら紹介するアプリはリスクフリーです
ぜひリストをご活用ください
もちろん、OCRを活用することもできます。
Google Notebooklm で顧客の内容を一つずつ網羅することも可能です。
一人ひとりの情報とそこにSpreadsheetやNotionを組み合わせてリスト化し顧客データベースを作ることもできます。
メモリアルビデオを作成するのにも非常に有効です。
市販のWondershare社のFilmoraは非常に低価格で優れています。
葬儀社もPR活動のためにショートムービーを作る時代ですから。
しかし、万能ではないのは複雑な人員配置の最適化はなかなかできません。
アイブリー社やzoom社みたいなところと契約することで電話の要件や要約、それを自動的にまとめる仕組みが作れます。(代表電話が組める仕組みが必要)。
GENSPARK.AIにて作成
もちろん、葬儀社こそお客様からの電話の応対は人間であることが重要です。
決してAIに電話を取らせてはなりませんけど、業者間なら問題がそれほどないです。
まして文字起こしまでしてくれるので。
AIチャットボットこそ使いづらいものです。
どれだけの人がチャットボットだけを介して自分が探している情報にたどり着いたでしょうか?
そして、そのチャットボットで問題解決がされたでしょうか?
弊社としては、葬儀業界ほどチャットボットが使えないものはないと思っています(今のところ)。
なぜなら葬儀は地場産業で少し地域が離れたら葬送文化が変わったりします。
しきたりがオラの村とアンタガの村とチガウねん。ということが起きます。
チャットボットを活用しても、業務フローが解決しないことがほとんどで、生身の人間に電話して話を伺ったほうがずっとお客さんのフラストレーションも軽減されるのと、社員も必要な情報を探し出すことができます。
敢えて、新しい業務フローを作るのではなく、チャットボットで補うような仕組みが必要です。
今のところ、特定業務においては人間のほうが万能であることは確かです。
AIにてお客さま宛てに特売(お線香やろうそくなど?)、新しい商品やイベントのメールを書くことはできます。
こういうのに大いに利用していただきたい。