ブリッツスケーリング&タイミング
「ブリッツスケーリング」という言葉を聞いたことがありますか?
語源は「ブリッツクリーグ」で目的だけを果たすためにすべての最大の戦力をそこに投入し敵の壁に穴を開け、追い返したり制圧したりする戦法であり、これは第二次世界大戦中、ドイツ軍の戦法でもあった。
ドイツ軍の場合は上空と陸上から敵の弱いところへ集中攻撃をし、穴を開けて即座に戦車部隊を投入したやり方である。
日本語では「電撃戦」ともいう。

さて企業においてはどうなのか?
これが「ブリッツスケーリング」である。
激戦区の中で自分が置かれている状況で、誰もその市場の覇者がいない場合、多額の資金をベースにしてマーケットシェアを奪おうという戦法である。
そもそも、この「造語」を作り出したのはReid Hoffman氏らしい。
Paypalの創立に寄与しLinkedInを立ち上げ、Facebookの初期の投資家でもある人物だ。

https://hbr.org/2016/04/blitzscaling