MSがTEAMSを分離した

まず、別途メールマガジンで書いたように、当社は今月で第25期目を迎えました。
ご支援、ご協力いただいた皆さまに感謝を申し上げます。

MSがTEAMSを分離した

とうとうこの日が来ました。
MSがMS365 (OFFICE365) からTEAMSを分離して出荷しました。
これはSLACKが長年、バンドル(同梱)して配布は不正競争だと訴えていたことです。

覚えていますか?あのブラウザ戦争を?
そうです、Internet ExplorerがWindowsのCDなどにバンドルされて出荷されて、Netscape社や後にMozilla社がMSにズルいと言って当局(米国の公正取引委員会であるFTC)に訴えていた時期が・・・

SLACKの10倍以上のシェア(日間ユーザー数)があるTEAMSがとうとう分離しました。
つまりOFFICEアプリの中で自動的にインストールされるわけではなくなったということです。

まず、私はSLACK歴が10年以上。
しかもベータ版から評価している人間である。
ここにそのときのブログリンクを貼っておきます。

社長ブログより

しかし!しかしですよ。私はSLACKは好きではなく、やむを得ず利用している人間です。
そもそもチャットベースのシステムがあまり好きではない。

そしてこの「Anti-Trust」というのがどういうものか知っていただきたい。
これには3種類ある。
「シャーマン法」「クレイトン法」「連邦取引委員会法」。

最初のシャーマン法はカルテなどによる独占禁止や刑事罰を管理している。
次のクレイトン法は上記のシャーマン法違反の予測を立てて、合併による価格差別などを規制を管理している。
そして連邦取引委員会法が不公平な競争方法を禁止するためである。

AIを介して説明をすると:


米国の反トラスト法の3つの柱:シャーマン法、クレイトン法、連邦取引委員会法

米国では、市場における競争を促進し、消費者保護を図るために、反トラスト法と呼ばれる一連の法律が制定されています。これらの法律は、独占禁止法とも呼ばれ、企業による独占や不当な競争制限を防止することを目的としています。

反トラスト法の3つの柱

反トラスト法は、以下の3つの主要な法律から構成されています。

  1. シャーマン法 (Sherman Act):1890年に制定された、反トラスト法の基盤となる法律です。
  2. クレイトン法 (Clayton Act):1914年に制定された、シャーマン法を補完する法律です。
  3. 連邦取引委員会法 (Federal Trade Commission Act):1914年に制定された、連邦取引委員会 (FTC) の権限を定めた法律です。

各法律の役割と違い

シャーマン法

  • 市場における競争を促進し、独占や不当な競争制限を防止することを目的としています。
  • 具体的には、以下の行為を禁止しています。
    • 不当な取引制限(水平カルテル、垂直カルテルなど)
    • 独占行為(独占的地位の乱用など)
    • 企図(共謀)

クレイトン法

  • シャーマン法を補完し、特定の反競争的な行為をより具体的に禁止することを目的としています。
  • 具体的には、以下の行為を禁止しています。
    • 企業結合による独占の実現または可能性
    • 価格差別
    • タイイン販売
    • 独占禁止法違反判決を受けた企業による役員就任

連邦取引委員会法

  • 連邦取引委員会 (FTC) に、反トラスト法違反行為の調査・告発・差止命令などの権限を与える法律です。
  • FTCは、消費者保護の観点から、反トラスト法違反行為以外にも、不当な取引慣行などを調査・規制することができます。

3つの法律の関係

シャーマン法は、反トラスト法の基本的な枠組みを定めた法律です。クレイトン法は、シャーマン法を補完し、特定の反競争的な行為をより具体的に禁止しています。連邦取引委員会法は、FTCに反トラスト法違反行為の調査・告発・差止命令などの権限を与える法律です。

これらの3つの法律は、互いに補完し合い、米国における競争秩序の維持に重要な役割を果たしています。


さて、ここまで書いたが、SLACKが数年前はブツブツ言っていたのは周知の事実である。
そして、2021年にSlackが$280億ドルで Salesforce.com 社に身売りした。

あの当時Stewart Butterfield社長はMSがSLACK殺しをしていたのだろうと、感じた。
そしてコロナがどんどん世界を騒がせていく。
2020年にはSlack社がEUにMSに対して反トラストで訴えた。
つまり、MSが当時のOFFICE365(現MS365)にバンドルして似たソフトをユーザに提供していたからだ。

世の中にどれくらいMS OFFICEを利用している人々がいるかと数えたら、天文学的な数字にもなるだろう。

ざくっとAIに聞いてみたら:


Microsoft Office、Microsoft 365を含む全世界のユーザー数

2023年12月時点の情報によると、Microsoft OfficeとMicrosoft 365の全世界のユーザー数は以下の通りです。

Microsoft Office:

  • 月間アクティブユーザー数: 14億人
  • 有料ユーザー数: 5億6300万人

Microsoft 365:

  • 月間アクティブユーザー数: 5億6300万人
  • 法人向けユーザー数: 3億8000万人

Microsoft Teamsのユーザー数

2023年12月時点の情報によると、Microsoft Teamsのユーザー数は以下の通りです。

  • 月間アクティブユーザー数: 2億7000万人
  • デイリーアクティブユーザー数: 1億4500万人
  • 利用企業数: 25万社以上

ということだ。
これだけいるとSlackは不利であるだろう。

同じくAIに聞いてみたら:


Slackのユーザー数

2023年12月時点の情報によると、Slackのユーザー数は以下の通りです。

  • 日間アクティブユーザー数: 1,200万人
  • 導入企業数: 75万社以上
  • 利用国: 150ヶ国以上

AIにまとめさせた:

項目Microsoft TeamsSlack
ユーザー数月間アクティブユーザー数: 2億7000万人, 日間アクティブユーザー数: 1億4500万人日間アクティブユーザー数: 1,200万人
機能チャット、ビデオ会議、ファイル共有、共同作業などチャット、ビデオ会議、ファイル共有、音声通話など
価格Microsoft Office 365またはMicrosoft 365のサブスクリプションに含まれる無料プランあり、有料プランは月額7.25ドルから
統合Microsoft Office 365およびMicrosoft 365と統合Salesforce、Google Drive、Jiraなど多くのツールと統合

日間アクティブユーザー数だけを見たら、TEAMSはSlackの10倍以上の規模を持つ。
考えたら、これは不公平ではある。
更に、Slackは2022年に値上げをして、ユーザー離れが起きたかと思う。

Stewart Butterfield社長は2022年にSlackから退いた。
その時はもうMS TEAMSに対して目くじらを立てていない感じもした。

それはTEAMSがチャットシステム以外の方面に向かっていたからだろうと。
それはビデオ会話だ。

どんどんzoom化していった。

zoomが取り入れた機能をどんどん真似していった。
録画機能をはじめとし、グリーンスクリーンでのルミキー機能、アバター機能、更にいまではMSの様々なアプリと連携が取れるようになっていった。

だが、Slackも似たように展開していた。
ビデオ通話(ハドルと呼ばれている)、音声と画像改善(私はzoomの音声と画像品質のほうがはるかに良いと感じている)。

スレッド表示をしだしたのはSlackのほうが先である。

私がチャットが嫌いなのはスレッドがわかりにくいからだ。
しかし、メールも同様で同報で送っていると、必ずどうでもいいことを関係ないスレッドに書いてくる人がいる。
これぞ、困った人たちである。

業務効率を下げる人たちだ。
検索すればいいか?って、そういう意味ではない。
スレッドが途切れると、情報を追うのに余計な手間がかかる。
今は判断速度が重要視される時代であり、どれだけ効率よく作業を進めるかで勝敗が決まるのだが、多くの日本人高齢者(デジタル・ネイティブでない50代以上でとくに還暦をすぎた人たち)が起こすことだ。
この人たちが一番うるさいのに、自分たちでルールを守らないのは、ルールを知らないからである(誰も教えたことがないのと、教えられない問題がある、そして多くが学び直さない)。


さぁ、ここからが私の意見と見解であり、MSがどう今後展開するかである。

考えられることは、すでにMSが旧TEAMSを書き直したことから始まる。
あれだけ重かったソフトが快適に使えるようになった。
そして「MS TEAMS FOR WORK OR SCHOOL」にした。

現状MS365を契約していない人たちはSlackみたいに課金する展開が有望説である。

つまり、MS365を契約していない企業にTEAMSを売り込むことが可能になる。
TEAMSだけを使いたい企業はいるが、今まではMS365を導入する必要があって、Google WorkspaceやZohoを契約している人たちから敬遠されていた。

では、果たしてGoogle Chatはどうなのか。
Google環境を利用していれば、社内・社外であろうが便利である。
GMAIL上でチャットが展開できるし、Meetによって通話や会議ができる。

そもそも、Slackの一番最初の概念は社内外関係なく「脱メール」であった。
だが、私としては物足らなかったのと、バンバン通知が届いてウザく感じた。
集中力が途切れるのですべてのチャットアプリが嫌いである。

しかし、Slackのほうがメッセージを探したり、遡ったりするのがGoogle Chatより優れているだろう。実際、GMAILが基本プラットフォームだから、ベースはメールでシンプルに使うことを前提に置いているのかと感じる。

ユーザー数でいえば、GMAILでCHATを活用している人は圧倒的に少ないだろう。
いくらGMAILに組み込まれていたとしても、豊富な機能が多くあるSlackに軍配が上がる。


まとめ

  • チャットアプリは集中力を妨げる
  • Slackはメッセージ検索に優れている
  • Google Chatはシンプルで使いやすい

Teams分離は、Microsoftの競争戦略と今後の展開を占う重要な出来事である。
今後の動向に注目したい。


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