興味を持つことと持たれること
先日ビジネス系のSNSのLinkedInで、とある投稿が目にはいりました。
これはある人物が偶然人と出会って、自分を押すか、相手を引き立てるかの話題でした。
ビジネスマンなら相手の話をじっくり聞くという鉄則があります(非常に難しいことですが)やはり聞いてもらえるということはすごく嬉しいことです。人間なんて単純で自分のことをきいてもらっていると、どんどん喋りだします。

その投稿で共感した人が大半、一部皮肉をいう人も(私はその後者)。
だが、皮肉はこの投稿にではなく、このSNSのLinkedInに対してである。
LinkedInというのはMicrosoftが2016年6月に260億ドルで買収したSNSです。
ユーザー数はFacebookの1/4の4億人として、1アカウント$65の金額で当時は$1=104円との計算でした。
下記に私のレポートを貼っておきます。
なぜ皮肉を書いたかというと、LinkedInのユーザはビジネス系SNSということでセールスピッチが多いのが特徴があります。
つながった途端に「うちの製品買いませんか?」「情報交換しませんか」とメッセージが飛んでくることが多いのがこのごろです。
まずマーケティングを勉強していただきたい。
そこから始まって、相手が必要なものを探してほしい。
誰が、何を、どうやってモノを売るかが基本です。
相手のことをまず調べるのがスジであり、闇雲に突入するのは相手の時間を奪うことになるので失礼ではなかろうか。
人生、短いから誰かの迷惑になっても構わないと思うならそれはそれでいいが、二度とその人とお付き合いすることはないだろうと。
そのやり方だと200発打って1発当たるか当たらないかだろう。
共感を得られないからだ
そしてLinkedInの問題は関係性のない広告(ビジネス系なので自分の産業とか入れたりする)が多く流れてきます。興味がある項目にチェックをすると、それに従います。
さらに世界最大規模の転職サイトでもあり、スパイ活動にも使える!
学生さんたちは、ここぞと思うところに自分の履歴書を送ったり、ヘッドハンターたちは誰を引き抜こうとか暗躍するところでもあります。さらに産業スパイだけでなく、諜報活動にも使われているサイトであり、誰がどういう産業に携わっていて、どういう仕事をしているか筒抜けだったりする。LinkedInは別名スパイ銀座とも言われてます。
さて、なぜそういう話になったかというと、LinkedInのエゲツなさで「Me! Me! Me!」の自己顕示欲と承認欲求が強い人たちの集まりであるからだ。
誰も見なくても、自分なりの投稿をしている分には構わないだろうと私は思っていますが、つながり申請(Facebookでいうと友達申請みたいなもの)が届くと相手の業種や仕事、権限関係なく、相手のことも調べもせず押し売りに来る人たちの後が絶えないのが現状です。
やはり苦言を呈していた人がおり、「ナンのための「フォロー機能」なんだ?」って書いて、マジメな人こそ共感していたのは言うまでもありません。
自分はどっちを憶えている?

さて、そこで自分のことを押し出す人と自分の話を聞いてくれる人、どっちを自分は覚えているだろうか?印象は?
自分だけの人は、同じ体験をした人でないと共感を得られないでしょう。
きっと自分のことを話した相手のことは聞いていないから相手の顔すら覚えてもいないだろう。
たとえ自分がどれだけ面白い人生を送ってきても。たしかに相手は少なくとも自分のことを憶えているが、ある意味、何らかの印象だけは残っているでしょう。
さて、このAさんは飛行機で隣になった人との会話の体験内容を投稿してくれました。突然隣の人が「あなたに親近感があります」って言ってきたそうです。
そして内容といえば・・・まさしく自分のこと。
He was too engaged in his favorite subject, himself.
Most people try to be interesting.
Don’t.
Instead, be interested.Ask them questions.
Be interested in them and ask:→ How they feel.
→ What they are doing.
→ Where they are going.
→ Their hopes, dreams, goals.
→ About their fears and challenges.Don’t fake it.
LinkedIn post of Mr. Andrew John Harrison
Be real. Ask real questions. Give real, honest feedback.
ここで指摘されているように、コミュニケーションは正直であり、誠意を持つことが大切である。今回の場合は一方的で「会話」になっていないことに気づかれるでしょう。
そして、隣の人は飛行機を降りたあと、あなたのことを憶えているでしょうか?
たぶん、記憶から消えているはず。
このような人は自分しか見ていないから。
LinkedInでもどうように、「フォロー機能」があるのに、わざわざ申請してきて、即座に「情報交換しましょう!」と連絡してくる人はきっとあなたをただの数字にしか見ていないはず。
つまり、これだけ多くのフォロワーと知り合いがいるという自己アピールと満足感に溺れている人ですが私は構いません。私の仕事は、相手の情報を引き出すことですから。
モノを売りたい場合、どうしたらいいのか
古い話ですが、例えばレストランをオープンすることになりました。
あなたなら一つ何でも手に入るとしたら何が絶対ほしいでしょうか?
多くの人は、いい立地や良いメニュー、場合によっては有名な良いシェフとか。

私ならそういうのは必要ありません。
毎日、腹を空かしておカネをもった群衆です
どうでしょう?
つまり客目線であることで誰にあなたのレストランに来てほしいかと明確にターゲットを絞ることが大切できました。
実はお葬式においても同様です。
お客さんは何を望んでいるのでしょうか?
それを知るには先ほどにも書きましたが相手を引き出すことが必要です。
今の時代は多様性があり、多様性に対応することも必要です。
現場では葬儀屋さんの受注者はその要望に短期間でできるだけ応える必要もあります。
結婚式みたいに半年や1年先のことを話しているわけではないのです。
今日や明日のことになります。
それを理解することが顧客満足度(カスタマーサティスファクション)に繋がります。
もちろん、自分の会社のお葬式のやり方にある程度従ってもらう必要もあります。
ある程度、その地域のしきたりやお寺さんの宗派や教会の指示に従う必要もあります。
宗教家を呼ぶ場合はそこの葬送儀礼、儀式にも従ってもらうことも必要ですが、他は自由になることが多いです。それも流れを調整しながら提案します。
そして、最後は時間も限られているので火葬の予約時間に合わせて火葬場に入る必要があります(東京都内は交通事情を考慮して、出棺の時間で予約します)。
お葬式の受注においては、「相手(亡くなった人やそのご家族)に興味を抱く」ことが大切で、よき相談者及びよき理解者になり、よいお葬式を出せるようになります。
あなたは Be Interesting ではなく、Be Interested になるのです。
そしてきちんと相手に必要事項の質問をし、答えを得ることです。
とくに今の葬儀業界ではお葬式不要論が横行するなか、どうやって亡くなった人を弔うかが課題です。
それを行うことでありきたりのナムナムチン的なお葬式という儀式で一人ひとりのストーリーが作れます。
( ー人ー)|||~~~ ナムナム Ω\ζ°)チーン
そうやってお葬式を組んでいきますが、昨今はそれを忘れてしまっている葬儀屋さんが多くいるのも、ネットブローカーによる固定金額制度で、それ以上のことができない仕組みで、お客さんもそれ以外のことを知らないから望むこともできない状態です。
そして葬儀をこれから出す人もどこに相談してよいのかわかっていないのも事実であり、可能な限り事前相談や終活セミナーでお話をされることが重要です。
葬儀で大切なことは弔いを忘れてはならないことで、そこには相手(亡くなった人及び遺族)に興味を抱くことが必要です。
最初の人たちみたいに自分しか見えていない人や、数を競うゲームみたいになっている人であってはなりません。
ちなみに、某企業が十数年前にTwitter(現在のX)でインターンかアルバイト募集をしたときにフォロワー数を採用基準に設けたのを私の記憶に残っていて、当時の応募基準は忘れたが、1000人以下は募集できないとか。こういうことを行う会社は果たしていい採用ができたのだろうか。
まとめ
- 興味を持つことは、人間関係においてもビジネスにおいても重要である。
- 相手のニーズを満たすためには、相手のことを理解する必要がある。
- 自分のことばかり話すのではなく、相手の話に耳を傾けることが大切。
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