古物の取り扱いとハイブランドがリセラーの時代

実は当社は古物商の許可を得ております。

きちんと神奈川県警茅ヶ崎警察署がきて確認しております。
1. 公安委員会名: 神奈川県公安委員会
2. 許可番号: 452670009682
3. 商名: 事務機器商
4. 法人名(法人許可): 有限会社ワイイーワイ

しかも、OA機器を主として、ジュエリーなども取り扱えます。
なぜジュエリーかというと、お葬式で出てくるものの扱いです。
鑑定する人もおりました(過去形)で、現在は外に出しております。

engagement ring in a box
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ジュエリーとかはきちんと見ないと最近のものは分かりづらい。
ゆえにネット上での売買とかはしていません。
では時計やハイブランドバッグとかはどうなのか?

日本では「メルカリ」や「ヤフオク」がある。
厄介なことは「ホンモノ」と思って買ったら「ニセモノ」だったり。
誰がそれを担保するのか?
本来なら管理費を受け取っているプラットフォーム会社ではないか。
しかし、利用するに当たって、彼らは「システム使用料」であって「取引は個人間で」と免責事項を入れているから厄介だ。


今、海外ではハイブランドが自分たちでアフターマーケットどころか、中古マーケットに参入しているのをご存じでしょうか?
それって、自分の新品が売れなくなるのでは?って心配される人も少なくないだろう。
果たしてどうなのか?

COACHというブランドをご存知だと思います。
ここは「新品」をすぐ買うのは失策だと思われている人もいるでしょう。
なぜなら3ヶ月も待てばアウトレットに流れてくるから。
そうなると、下手したら発売開始から1ヶ月後で現行商品がアウトレットにあってもおかしくないと思われてしまいます。
おかしくないか?って。

それなら「急ぎでなければ」慌てて買うことないよねという考えになりかねないです。
とくに季節ものは、そのシーズンに買って着ないと来年になってからではファッション遅れになるから「今でしょ」
しかもCOACHはアウトレットでしか変えないものも存在していますのでアウトレットを見る楽しみはあり!!!
アウトレットへいくとそれがよ〜くわかります(笑)

林先生の「今でしょ」(2014年3月の新聞広告)

冗談は置いといて・・・

ローレックスなどが参入している理由は、自分たちで「ホンモノ」を「認証」してブランドのイメージを保護できるからでもある。
Appleはほぼただでユーザから下取りをして、新たなものを売りつけるビジネスでもある。
実際、ハイブランドとかAppleみたいに釣り上げができるブランドなら喜ばしいところでもある。
ユーザは「ニセモノ」を掴まされることがないからだ。

実際、20年以上前に銀座のハイブランドがニセモノを販売していた(利益率がよいから)のが私の記憶に残っている。イタリア本社から来た役員が「こんなのうちにない商品だぞ」っていうことで発覚して、日本の社長は逮捕になった。
当時のMDもグルにならないと仕入れることができないから、組織的にやるしかない。
これはマジに例外の中の例外ではあったが、今はそんなことをする人はいないだろう。

ちなみに、このブランドはLVMH関係ではないから。
LVMHの場合は知人のおばちゃん(すでに故人)が韓国でニセモノを買ってきて(当時存在しない「靴」など)を履いて、銀座のお店に行ったのを知っています・・・
恥を知れと。

M41416 キーポル・バンドリエール 50

私も、結婚前に当時、妻がLVのニセモノバッグを持っていて、素人の私ですら「ニセモノ」だとわかるくらいで、その場で捨てさせて横浜の元町商店街のお店できちんとしたのを買い与えたこともあります。
20代の当時、大阪の難波かどこかで買ったと・・・


さて、話を戻しますと、ブランドがリセリング産業に入ってきたとなると、誰が得するのか?

もちろんエンドユーザーです。
だが、問題は「安く買い取られて、高く売りつけられる」という仕組みになることが多いので、安く購入したい人は質屋さんやネット販売に行くしかないがネット個人売買はホンモノである「保証」は存在しない。

店舗でいえば、大黒屋やコメ兵とかが代表例である。
ここはきちんと査定してくれる。

ハリー・ウィンストンのダイヤの輝きを見たことあるでしょうか?
「ダイヤモンドは女の子のベストフレンド」とキャッチフレーズ ”Diamonds are girls best friend” で知られています。(そこの女子、このフレーズはTiffanyじゃないよ!)。

コメ兵のショールームで他のブランドのダイヤの指輪と並べられているとき、同じライティングなのに、一番輝いているのがハリー・ウィンストンのダイヤです。
一度でもいいから見比べてみてほしいです。

ブランドが中古品を売ることは、品質と出処、そしてホンモノであるということを担保しています。
とくにダイヤモンドなどの宝石はGIG番号とか製品の型番があります。
先ほどの日本側が勝手にニセモノを販売していたのとは違うが、実際、これも正規が売っているとなると「ホンモノ」になる恐ろしさ・・・


ハイブランドとしてアフターマーケットを牛耳ることの大切さは昔から言われている。
一番の課題が「物流」と「検査」である。
日本でもハイブランドの「レンタル屋」さんがある。
業界はそう動いている。
しかもハイブランドでなく、ファーストファッション産業はワンシーズンでデザインが終わってしまうので、すぐに陳腐化する。
SDGsの観点から見てもこれほどダメな産業はない。
しかもいつも言われているが、自浄作用がないので、放置状態のままだ。

安いブランドの陳腐化によるゴミの量は年々増える

ここまで残念な状態になっているが、誰も法的に処理できないのは起業と政治とロビイストを通じて結びついているからでもある。
ただ、ここでそれを議論しているのではない。

パタゴニアみたいに本店と中古を隣りどおしに出店していても、どっちも生き残れる感じが必要だろうと。そこはユーザ層が別れているからだとも思える。
あと、パタゴニアだから環境配慮という目的があるからの行為でのあるだろう。

すでに中古を販売している質屋みたいなところや個人売買しているところには営業妨害みたいになるだろうが、ホンモノであるというお墨付きがブランドから出ているなら心強いというしかない。
Appleの場合はパーツのリサイクルと謳っているのと、ここは「宗教」みたいなブランドだからだろう。
中古品もApple認定を受けたモノしか出回らないから値崩れもしないが、もちろんアキバで安く売っている中古産業も存在している。

今までルイ・ヴィトンがまだこれをはじめていないのは、ファッションと経済を重視しているからであった。
50万円のバッグが購入できないなら、5万円のキーホルダーを買えばいいというメンタリティがあるから。つまり、自分の経済範囲で購入できるものを購入すればいい。
それ以外は質屋さんや違うところで買えばいいだろうという意識があったが、とうとうリセール産業に突入した。

https://www.lvmh.com/news-documents/news/lvmh-presents-nona-source-the-first-online-resale-platform-for-materials-from-lvmh-fashion-leather-goods-maisons/

時代には勝てない。


さて、Reseller Valueについて、お葬式はどうか?
棺はすべて燃やすので再販はできない。
しかし海外から運ばれてきた故人が入ってきた棺はどうか。
中古棺・・・存在しないですが、スペインでやらかした葬儀屋さんが2019年にいました。

棺を入れ替える葬儀屋さん

日本では棺を入れ替えるという行為は無理なお話になりますが、遺品整理でお困りの方はきちんとした業者さんの活用をオススメいたします。