SDGs Aichi 2023に参加して

去年も同じ時期に参加しましたが、今年は設営から撤去まで当社はお手伝いすることにしました。
場所はセントレア空港の真ん前にある、愛知県国際展示場、通称Aichi Sky Expo。
愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号という「セントレア」という住所である。
ここでは色々な展示会が開催されており、たぶん、ポートメッセなごやより便利だろうと。
そして、宿泊施設もかなりあるし、名古屋駅までも最短50分くらいで行けるので非常に便利なところでもある。

そもそも持続性というのは何かを考える必要があります。

くらし・ビジネス・サポートセンター

さて、なぜ去年に続いて今年も、そして来年も参加するのか?

そもそもSDGsのほとんどが「ナンチャって」という偽善行為に近い国連(欧米人)に押し付けられてやっている行為であると。
それに、去年はここでバナナペーパーを扱っている印刷会と交流して、その後、バナナ産業の全体的な構造を調べてみたら国連の貧困ビジネス維持が発覚した。そこにはロビイストもいて、大手商社が牛耳っており、中には日本産のバナナを育てようと。これもSDGsにはほど遠い情弱ビジネス支援の投資家や経営者の集まりで裏を調査したら、ポンジ・スキームではないか。

そして、今年もドローンを利用して農家支援の展示をした。

その中で、今年もミャンマーの農家を支援しているNPO地球市民の会さんとコラボして、そこからコーヒーを買い取り、その収益金をアフリカなどでドローンが必要なところにJICAを通じて寄付しようと。
今年はコーヒーの香りに釣られて皆さんに試飲していただき、買っていただけた。

ミャンマーで焼き畑農業から得て栽培したコーヒーブレンド

SDGsはネットワークビジネスやビットコイン、NFTみたいなポンジ・スキームに成りかねないので、我々はきちんとした構造を作り上げて行動したのは、同じナンチャっての仲間に入りたくないからである。(仲間に入ったほうが楽ではあるが)

まず、SDGsというのをやるには、会社に余力がないとできない。
自分が飲む水すらないのに、他人にビールやワインを売りつけるのと大差ない。
つまり、自分に余力があるからこそ、一部を社会貢献のために差し出せる行為ができるわけである。
大きい会社が参加しているのは「やっています!」というアピール度だけでもあるだろう。
本当にこれが正しい行為とは担当者たちは思っていないはず。

太陽光、風力発電も同様である。
製造工程で有害物質を出したり、壊れたら産業廃棄物で埋めるしかないとか。
これがSDGsか?って・・・


しかし、今年も学生たちも多く参加しており、出展していた。
中には三重県明野高等学校畜産部が家畜衛生、食品安全を見ながら豚を育て、地元の精肉店と提携し、販売していた。食品ロスを出さずに持続性を考えた素晴らしい行為である。

「伊勢あかりのポーク」で販売をしている。

更に猟友会も参加している。

ハンターも出展しており、動物の問題を呈していた。

愛知県新城市では平均2.5件/日の動物との衝突事故があるらしい。
これは小動物は入れていない(たぬき、イタチ、うさぎ、犬猫など)。
動物には獣道があり、ここを常に通るのでハザードマップを作っているとのことらしい。


今回、我々が出展していたのは、高齢化する農家支援である。
ドローンに取り付けたサーモグラフィーカメラを活用して農場を見たり、違う光のスペクトラムで見たらその農場の発育がわかる、しかもビニールハウスの上からでも判明する。こういう技術を提案するために参加した。
小さいドローンを活用して、発育、獣害の跡、不法投棄なども検知できる。

そして、本日11日が幕張メッセにて去年同様に農業WEEKが開催される。
農業にドローンを使って、どうするかという案が出てきている。

ダイハツの提案

この車を利用して大型ドローンを搭載しワンオペで活動ができる仕組みである。
そもそも、この仕組みはいくらするのか?

ザクッと車とドローンで400万くらいだそうだ。
このダイハツの軽トラに給油やバッテリー充電システム、肥料の散布用のもの、一人でドローンを引っ張ったり下ろしたりできるランプ(台)などが存在している。

400万か・・・

ダイハツは車メーカーで農家ではないから農業の仕組みを理解していなとしか思えない。
車両さえ売れたらいいのだろう。

農家は同じ時期に種まきや肥料を入れたりすることを知っていないんだろう。
400万を5年間(60ヶ月)で割ってみよう。すると6.7万円という答えがでる。
金利を入れたら7万以上になるのだろうか。

月々の出費が7万円以上となった場合、ビジネスとして月商20万くらいの売り上げがないと成り立たない。
70歳の高齢の農家さんがこれを買うか?
毎月20万以上の売り上げをドローンがもたらしてくれるのか?
それを45歳前後の農家さん(高齢の農家さんの息子)などがそれを買い取っても採算が合うのか?

たぶん、答えはNOだろう

台車ごと乗せる仕組みである

写真は昨年の農業WEEKで撮影したものである。

たとえ共同で買って(5人くらいで分けた場合)はどうなのだろうか?
先ほど書いたように一斉に種まきや肥料を撒くので、高級ドローンシステムを共同購入しても使えない課題がある。つまり、SDGsからどんどん遠ざかっていく世界である。

そういう意味で、このビジネスは独り占めしか考えることができない人たちである。

補助金があってもペイしないし、しかも使うのは年に数回なことが多い。

大型化することで、重くなり、ペイロードも増やすと重くなり、飛ばせる時間が極端に短くなってくる。
時間と重さの兼ね合いでもある。

このような仕組みをどう考えるか。
毎年課題を先送りにしたまま続いている。

そして、アフリカから訪れる研修生さんは日本製のドローンがほしいという。
これは国から派遣されて我々のところに研修に訪れている人たちから伺った要望である。
中国製は、どういう情報を送信しているか不明で国としては使えないとのことだ。
日本製になるとやはり高くなる。

課題は残ったままである

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