AI 終活 WEB マガジン 20260407 【AIサイネージ】

【経営戦略通信】人手不足解消とLTV向上へ。「AIサイネージ」など葬儀場を変える最新AIニュース3選

経営者の皆様、いつも大変お世話になっております。

新年度が始まり、慌ただしい日々をお過ごしのことと存じます。

最近、懇意にさせていただいている経営者様とお話しすると、「スタッフの採用がますます難しくなっている」「現場の業務過多をなんとかしたい」というお悩みを本当によく耳にします。

我々システム会社の人間から見ても、他業界のテクノロジーの進化スピードは凄まじいものがありますが、実は今、汎用生成AIを「葬儀業界特化型のAI」に次々と変化させているのをご存知でしょうか。

本日は、皆様の経営課題を解決するヒントになればと思い、国内外の最新動向から厳選した「葬儀業界× AI」の注目ニュースを3つお届けします。

1. 遺影や動画作成を95%削減、Web訃報へのAI実装。葬儀特化型AIの台頭
2. 「エース社員頼み」の営業から脱却!葬儀社の成約率を最大化するAI営業支援システム活用術
3. 商業施設で急増中。「AIサイネージ」による空間演出と無人案内の可能性


1. 遺影や動画作成を95%削減、Web訃報へのAI実装。葬儀特化型AIの台頭

■ 要約

2026年2月に株式会社itowaが、葬儀業界初の「Web訃報」に特化した生成AI基盤『いとわAI』を発表しました。また、木村情報技術株式会社の『AIみかえる』のように、これまでスタッフが外注や手作業で行っていた遺影写真やメモリアルムービーの作成を、AIを活用して最短5分で内製化(作業時間を約95%削減)する業務サポートツールも登場し、業界内で急速に普及が進んでいます。

🚀システム会社社長の戦略アドバイス:

システムのプロの視点から申し上げますと、こうした「作業の自動化」は単なるコスト削減(経費削減)にとどまりません。最大のメリットは、スタッフの皆様が裏方の事務作業から解放され、ご遺族に深く寄り添う「グリーフケア(悲嘆のケア)」に時間とエネルギーを100%注げるようになることです。

ご遺族の心に寄り添う温かい対応こそが「この葬儀社に任せてよかった」という絶対的な信頼を生み、将来的な法要や事前相談のリピート、すなわちLTV(顧客生涯価値)の向上に直結します。まずは時間のかかっている「制作・裏方業務」のAI化からDXの第一歩を踏み出すことを強くお勧めします。

■ 参照URL

PR TIMES(株式会社itowa プレスリリース)

PR TIMES(木村情報技術株式会社 プレスリリース)


2. 「エース社員頼み」の営業から脱却!葬儀社の成約率を最大化するAI営業支援システム活用術

■ 要約

葬儀業界において、特定のベテラン社員の「経験」や「勘」に頼った営業スタイルからの脱却が急務となっています。AI(HubSpot等)を活用した次世代型の営業支援体制は、エース社員のノウハウを組織の資産へと変換し、新人でもベテラン級の安心感を提供できる仕組みです。
事前相談の質を均一化し、タイミングを逃さない自動追客を実現することで、人手不足の中でも確実な施行件数の確保をサポートします。

🚀 システム会社社長の戦略アドバイス:

葬儀の事前相談は極めて高い専門性と共感力が求められるため、どうしても「あの人じゃないと決まらない」という属人化が起きがちです。しかし、経営における最大の不確実性は、そのエース社員の離職や不在にあります。

これからの葬儀社が導入すべき営業DXは、単なる顧客管理ではありません。「ベテランの思考回路をAIに移植すること」です。AIに過去の成約パターンを学習させれば、相談時に「次に何を提案すべきか」をシステムが示してくれます。

また、相談後の「追客」を人間が頑張る時代は終わりました。
AIがお客さまのWebサイト閲覧状況から「検討の熱量」を検知し、最適なタイミングで自動で案内を送る。
この「システムが営業をガイドする」仕組みこそが、24時間365日、取りこぼしのない強靭な営業組織を作るための決定打となります。

■ 参照URL


3. 商業施設で急増中。「AIサイネージ」による空間演出と無人案内の可能性

■ 要約

2026年に入り、カメラやセンサーとAIを組み合わせた「AI搭載型デジタルサイネージ(電子看板)」の導入が、商業・観光施設で急激に進んでいます。単なる映像を流すだけでなく、前に立った人の年代や性別、滞在時間をAIが瞬時に分析し、最適な情報を自動で表示したり、AIアバターが多言語で施設案内(接客)を行ったりする技術が実用化されています。

🚀システム会社社長の戦略アドバイス:

私は、この「AIサイネージ」こそが、今後の葬儀ホールのあり方を大きく変えるキーテクノロジーになると確信しています。

例えば、ホールのエントランスにAIサイネージを設置すれば、AIアバターが参列者を各フロアへ無人案内し、式場スタッフの配置人数を削減できます。
さらに踏み込めば、控室に設置したサイネージがご遺族や参列者の顔ぶれ(年代など)をAIで読み取り、その方々に響く「デジタル供養(思い出のスライドショーや最適なBGM)」のコンテンツを自動で切り替えて流す…いった、「省人化」と「極上のホスピタリティ」を両立した空間演出が可能になります。

今後のホール新設・改装の際は、ぜひ「サイネージのAI化」も視野に入れてみてください。

■ 参照URL

・各社デジタルサイネージ最新技術紹介(株式会社ステラリンク株式会社JetB 等)


編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

業界では「AIに仕事を奪われるのでは?」と心配される声も時折お聞きしますが、私はそうは思いません。

「AIに『作業』を任せ、人は『心(ホスピタリティ)』を届ける」

AIを導入するのは「人を削減する」ためではなく、今いる人たちの補助をすることです。
会社の戦闘力をアップすることが売上アップに繋がることを認識なさってください。

これこそが、葬儀業界における正しいDXの姿だと考えています。我々システム開発会社も、皆様がもっとご遺族と向き合える時間を創出できるよう、裏方として全力でサポートしてまいります。

今度そちらのエリアにお伺いした際は、ぜひ「AIサイネージでうちのホールをもっと良くできないか?」など、コーヒーでも飲みながらざっくばらんにブレストさせてください!

季節の変わり目ですので、皆様どうぞお体をご自愛くださいませ。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。