葬儀ポータルがAIを活用したら?

葬儀屋さんがあまり聞きたくない話をします

もし、これらの会社が人工知能を活用して葬儀の斡旋をするようになったら?

AIコールセンター

実はすでに取り込んでいるかと思います。
なぜなら、Google検索は今後は終わるからです。
そうなると、GoogleのAI(Gemini)にできるだけ情報をフィードして有利になるようにするのが経営者の考えです。

皆さんお忘れているのは、ユニクエストが「小さなお葬式」を打ち出してからまだ15年しか経っていません。
うちの実家は100年企業ですが、衰退しています。

「適者生存」であり「弱肉強食」ではありません

すでに普通の企業ではLINE AI BOTを使ったりして24時間お客さんとのやり取りをしています。
ちょっとしたことならAI BOTが答えられます。
しかもホームページに入れ込むことも用意です。
ちなみに、うちもHubspotのAIを利用して試してみましたが、うちが特化して提供できるようサービスが存在しないので実験は終了しました。

AIによって感情を検知することができるとも言われています。
私も4年前にクリスタル・メソッド社でAI検知の営業をしていましたが、正直なところ疑心暗鬼でした。
そもそも、今でも疑心暗鬼です。

もちろん口調が荒立ったり、入力に誤字脱字が多くなったり、言葉が命令調になったりしたら苛立っているのがわかります。とくに感情をあらわにする人はですが、声のトーンで本当に悲しがっているのかどうかが判別できるのかというと、疑問符が立ちます。

24時間働けますか?

まずポータルがAIによる24時間対応と感情認識をやり始めたらどうなるか?
利用者の感情を認識し、適切な対応をすることが可能は100%ではないにしろ、電話先の口調である程度のことは把握できます。
AIアシスタントが24時間体制で葬儀に関する問い合わせに対応するのではなく、「モニタリング」です。

そう、AIによって電話のモニタリングです。
担当者の画面にアラートを出すことができるようになります。
つまり、そのアラート(良いものと悪いものがある)の数を見て判断することができるようになります。
ポータルでなくても、普通の葬儀社もそれが可能になります。

CTI (Computer Telephony Integration) です。

すでに会員のデータベースと連動していれば、誰が掛けてきたのかが一目瞭然です。
それなりの対応が可能になります。
これぞ業務の効率化になります。

会員でなくても、即座にブラックリストなのかどうかもわかります。
いたずら防止にも繋がります。
電話番号を184で非表示でも、それなりの対応が可能となるかとも思います。
嫌がらせの場合は業務妨害罪にもなるので、ある意味、抑制にもつながるかも。


ポータルがすでに会員だとわかった場合、適切な葬儀社へのマッチングが可能になります。
選ばれる葬儀社というのはどういうところなのか。

逆に葬儀社もマンパワーの関係上、常にポータルから請け負うことができないことも多いので、そのマッチングも可能かと。

実際、紹介型サイトとして尚さら機能が充実するので、より多くがポータルに流れてしまう時代になるかも。それを食い止める術は葬儀屋さんにあるのか?

一番の課題は葬儀社の価格の透明性。
たまに見る(昔はよく見た)言葉を変えて同じものを二重請求していた会社が。
「明朗会計」を歌って葬儀や仏教業界でしか通用しない文言と一般的な呼び方のものを同時に計上していたところがあります。

お坊さんが座る椅子の「曲録」がその類です。
そこに「僧侶用椅子」も計上・・・
明朗であって、不透明な仕組みです。

それ以外に二重、三重価格の会社は未だにあります。
会員価格というよりも、835,769円から264,000円へのダンピング。
(571,769円の値引き!)
しかも上場企業の葬儀社がやっていました。

もう適正価格って何?という次元だからこそ、このようなポータルが人気になってしまいました。

どの道、ポータルもこのような会員制の案内も公正なビジネスではないです。


AIと葬儀紹介サイトの連携は、葬儀業界に大きな変革をもたらす可能性があります。
業務の効率化はある程度可能ですが、お葬式だけに留まらず、必要な情報を得ているので、メモリアルビジネスへの斡旋も視野に入れる必要があります。

何しろ、普通の葬儀屋さんはSEO対策をしてもこのようなポータルと太刀打ち出来ないので、AIを活用したマーケティングと情報提供、そしてAIを教育させて自社へ導かせる必要があるでしょう。