会議文化とプレイングマネージャーの構造分析 その2
官公庁風パワポという認知の補助輪と共感のパラドックス
官公庁が出すパワポの資料がありますでしょうか?
テキストベースの資料を理解するには、自ら論理構成を追い、
何が重要で何が補足情報なのかを能動的に判断する多大な脳のエネルギーが必要です。
だからこそ、あのように「図解」で表示させるのです。
だが、それにはもの凄く苦労する資料作りをしている人たちが大勢いる。
そうです、パワポ職人と呼ばれる人たちが多く存在しています。

これに対し、多忙を極めるマネジメント層は、レイアウトや色分け、矢印によって視覚的にテンプレート化された官公庁風のパワーポイント資料を求めるようになります。
これは内容をじっくり読み込む時間がない中で、フォーマットのお作法に沿ってビジュアルで関係性を一瞬でパターン認識するための防衛策です。
現場側も読んでもらえないことを知っているため、自衛策としてさらにビジュアルを作り込み、それが資料作成コストを爆増させて現場をさらに疲弊させるという悪循環が定着しています。
矛盾ですよね!



