パーフェクトであり続けねばならない日本は損している(その2)

さて本題に戻ります。

私は前述通り、プリンタやコピヤの開発をしていた元エンジニアです。
もちろん、すべてのものが出荷されたわけではありません。
中には出荷せずにプロジェクトが頓挫したVaporwareというのもあります。
これは悲しかったです(笑)

ピョートルさんのツイートに戻ります

https://twitter.com/piotrgrzywacz/status/1068697213696585728

パーフェクト」である必要はどこにあるか?

有名な話を一つ例題に持ち出します。
iPhoneとiTunesの話です。

Napsterというのを憶えてらっしゃる方もいるでしょう。
知らない方々へ:これは元祖MP3方式を利用して音楽をネットでP2P無料配布した組織です。
もちろん多くのレコード会社からも訴えられました。
それも約20年前です。
後に大手が買い取りそれをビジネスモデルにしましたが、頓挫。
売却し続けられて今は存在しませんが、MP3を利用したビジネスモデルは今も健在。

YouTubeもiTunes Storeもその派生とも言えるでしょう。
iTunesはiPodを利用して音楽を再生するもの。
進化し続けて画像や映像にも進化しました。
今では、そのiPodすら見かけられなくなりました。

さて、このiPhone/iPodですが、日本企業が色々と技術を持っていましたが法的クリアできないので整備されるまで待ち続けていたと言います。
Appleは見切り発車しました。
あとから何とでもなるだろうと。

もちろんAppleもありとあらゆるところから訴えられました。
iTunes Storeをはじめたことによってレノン・マッカートニーがビートルズのレコードを販売するためのアップル・レコード社からも。

こちらを見ていただければわかる:Apple vs. Apple

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