時間は資源
時間は資源であり、時間泥棒には注意が必要です
必要以上に他人の時間を奪っていることはありませんか?
その時間はビル・ゲイツだろうがウォーレン・バフェットだろうが、イーロン・マスクだろうが、ジェフ・ベゾスだろうが、あなただろうが私だろうが一緒である。
その時間を守ることがとても大切。
時間というのは平等だが、どんなにがんばっても約束を守れないこともある。
電車の時刻表も同様。
何か突飛ょしもないことが常に起こる。
人身事故や車両故障以外にもシカが飛び込んだ!とか。
下手したら車両内で人が暴れた(ガソリン撒いたヤツもいた)。
そういう場合、時間を守ることもできないですよね。
私も先日、東海道線でニ度も止まってしまいイライラしてしまいました。
しかも万一のために1時間以上も早く出ていたのにギリギリに現場に着きました。
人には気質がある。
とくに職業柄というのがある。
こういう職業だから、こういう気質という考えもある。
本来、気質というのは先天性に備わっている刺激への反応する行動ですが、普通の人の「気質」というのは、職業柄みたいなことを意味しています。

よく見るのが、ラーメン屋のオヤジが怒りっぽく、いつもスタッフに当たっている。
こういう頑固オヤジというのか、モラハラ・パワハラオヤジをイメージしますよね。
友人が京都祇園でミシュラン☆の和食店に入ったら、大将がそんなタイプで食事が不味く感じたと。
実際の現実はどうなのか?
その人格を作ったのが時間だったら。
時間を作るのは人格だけではなく、風土、風習、そして環境も作ってしまう。
この場合、「作る」というよりも「変化させる」といったほうがいいのかも。

つまり、すでにあるものを変化させる。
色や質感など。
時間を掛けたからこそ味が出るものもある。

エージングビーフなんかその代表例だ。
木目の色具合やタイルの色なども。

一晩で加工ができたらとんでもないものに仕上がっているかも。
ラピッドエージング技術が進んだら、マイクロプラスチックの分解やプルトニウムなどの放射線物質の分解なども進むだろうが、危険も伴う。

この場合は選んだ物質だけに限ったほうがいいかも。
食材だって高速に処理できたら腐るのも早くなるだろうから賞味期限に影響する。

さてこの前の投稿に伴うことだが、観察力は仕事の質につながるという内容だが、時間を掛けて達成できたものは質がいいことが多い。
それは熟練度に通じるものだからだ。
問題は時間を掛けて学んだものでも、時が経てば忘れてしまうものも多い。
高校の頃、微分積分などを学んだはずだ。
40年後に同じように数学が解けるかな?
毎日やっていないと忘れがちだ。
私も例外ではない。
仕事はデザインです。
そのデザインがUIやUXにつながります。
そこは効率化にもつながる。
でも、考えてほしいことは、これは経済性の追求であることが多い。
時は金なりで資源であるから。
仕事の質とは直接は関係ない場合も多いと理解してほしい。
仕事のリズムや勢いはもちろん質にも影響する。
だが、経済性と質のベクトルは違うことが多い。

これを一つにしてしまうと、逆に使いづらいUI/UXになってしまったりする。
キーボードは小さいほうが指の動きが少なくて済む。
ではもっともっと小さくしてしまおうと考えがちだが、あるサイズ以上(今回はそれ以下)にしてしまうとタイピングに支障をきたす。
逆に今のQWERTYキーボードは効率を悪くするためにあの配列になったのだが、人間は慣れてしまったので、元の木阿弥状態である。
私にはキングジムのポメラがそうだ。
小型化することで優位性を生み出したが、私にはあのキーボードが小さすぎて入力エラーが頻繁に起きて逆に使えなく、効率が悪くなったりする。
しかし、私はこれをとても使いたいのが、開いたらすぐに文書を書けるからだ。
効率とデザインと仕事の質は意外と同じ方向に進んでいないことを理解してほしい。
お葬式も効率化することで、遺族は急かされて何が起きているのか分からぬまま、式がおわってしまい、火葬場に連れて行かれて、あっと言う間に終わってしまっていることが多い。

自分たちの仕事を「時間」と効率、そして仕事のデザイン(UI/UX)を改めて見直してみればどうだろうか?
時間は誰にでも平等である資源だから。
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