働き方を変えることで見えてくる世界が変わる
何をするにもマクロとミクロの視野をもって考えること重要です
今日のお話は働き方についてです
働き方を変えたら、ストレスが減ることもあり、人生が楽しくなる
可能性が増える
マクロとミクロの定義
マイクロスコープというのは小さいものを大きく見せる

本来は用途としてはマイクロ(ミクロ)レンズなんだけど
そもそも原寸大以上に見せることができる写真業界の定義を「マクロレンズ」といいますが、本来はマイクロレンズではと。
ニコンだけはどうやら今は「マイクロニッコール」レンズと表記している。
業界では「マクロ」レンズと呼んでいたけど。
そこでカメラ大国の日本人がよく間違えてしまうマクロとミクロのようです。
経済はミクロ(マイクロ)から学びます。
点と点を見て、人がどのように判断をしたかを学び、最後はそれをつなぎ、
大きな(マクロ)の世界へ視野を広げないと理解が困難であるからだ。
働き方を変えることで変化が生まれる。
人というのは変化を拒む。
人を変えるには、言葉で伝えても変わりません。
本人が変わるには、住む場所、付き合う人、そして仕事のどれかを変えるしかない。
これを働き方に例えるなら、働く場所、一緒に働く人、そして仕事の内容になります。
場所が変われば、仕事の仕方、一緒に働く人、そして仕事の内容もかわります。
しかし、これでも頑なに変わらない人もいます。

なぜならば「働く」という定義が一つだから。
同じ業界、同じような人、そして同じ仕事内容。
そう、「働く」というのは「働く仕事内容」を変えないと「働き方は変わりません」
そして本人も変わらないだろう。
それが結果に結びつく。
働き方が結果なら、仕事は世界中の人、一人ひとりの蓄積である
みんなの力でこの世は成り立っている
先程の、点と点が結び合って、大きなものを作っていく。
ローマは一日にして成らずというのにも通ずる
Rome wasn’t built in a day.
仕事の質は働き方によって変わることを忘れてはならない
質というのと時間の使い方だけで見てはならない
観察力にも左右されるから
観察力が悪いと浅い仕事内容になる
次に「働く場所」のことを考えよ
それは「作業する」ところなのか「考える」ところなのか
結果というのは結果であることを忘れてはならない
その結果が働く場所によってなのか、考えないといけない
さて、働き方について掘り下げたいと思います。
日本は職業の選択肢があり、どこで働いてもいいという選択の自由があります。
海外ではない国もあります。
例えば、ドイツ。
医師はホームドクター制度があり、どこどこの地域で活動せねばならないという足かせがハメられます。

日本の医師は、美容整形だろうが内科だろうが、循環器専門医だろうが関係なく選択できるし、自由診療自由開業であるから、国の指示によって限界集落は離島へ飛ばされなくて済む。
しかし、調べたところ平成19年以降、医療法人の第三者承継の場合、厚生労働省が「持分なし事業承継」がデフォになっていて、財産の相続ができなくなったわけです。
医療法人を解散しても、残った財産を出資者には返さず、国庫に納めるようになる。
つまり、普通の株式とは違って相続財産から切り離されるので相続税が発生しない。
医療は社会インフラとして社会に貢献させるための国の指針がある。
実際は進んでいないのが、後継者不足の問題があるからだ。
医療業界はどうやら後継者不足がトップらしい。
後継者がいないので、第三者承継しかない。
田舎の医療崩壊である。
そうなると、持分なし事業継承は無料で譲らねばならなくなったりする。
「持分なし」だと自分の土地や財産を無償提供になってしまうのが腑に落ちない。
第三者承継の可能性があるから、持分なしだと、先祖代々医者をやっている場合、行き詰まってしまう。
とくに過疎地だと子どもが医師になっても、戻ってこなくなり、第三者承継が視野に入るが、これが進まないらしい。
ホコタテの状況ではないか。
医療業界だけがこのような問題を抱えているけど、普通の人の働き方はどうなるか?
個人の思惑がかなり左右される。
大切なのは業種や職種に左右されない働き方ですが、職場によってそれが通じないことが多いのは、日本では多大の「人間力」=「忖度」が求められるからです。
機械的に処理できないことが多いわけです。
スキルには2種類あり、ビジネスとチームマネジメント
そのマネジメントにも2種類、セルフとチーム
マインドにも2種類、セルフ(自分)とビジネス(集団)があります。
働き方を活かすには自分が何をやっていて、何を求めているかで変わってくる。
そう、テーマというのは仕事の内容で変わるので、臨機応変に対応する必要がある。
つまり、常にその場に合わせた働き方をすることが大切である。
今のやり方が来年同じことをやっていても適用できるかなどの保障がない。
関わる人が一緒であっても時が進む中、様々な状況がかわっていくことを理解せねばならない。
自分は前述したように「考える」人なのか「作業する」人なのか。
そして、その「時間」は考える時間か、作業する時間かも。
さらに、その「空間」にも当てはめることが大切である。

コロナ禍で多くの会社がきちんとした「考える時間」と「作業する時間」の違いを考えずに「在宅勤務」に移行した。
そういう会社がまた出社に戻っているとも言える。
明確な違いがあるなら、常に出社、常に在宅、またはチームワークのために週1は出社とかでもよいのではと。
問題は、引っ越してしまった人たちだが、その環境は社員の意思で行ったのだから、社員が対応すればよい(オンライン化のやり取りでも)。
私はSlackやTeams、LINE、Chatworkなどのチャットシステムが好きではない。
なぜなら、スレッドがわからないからというのと、スレッドを無視して書き込む人もいたり、情報検索が難しいことがあるからだ。
だが、メールでやり取りする必要のないものは極力チャットでOKやNOとか出せたらいいと思っている。
会議もチャットシステムの画質もだが、音質がものすごく悪いから好きではない。
私みたいにきちんとしたマイクやミキサーをつかっていない人が大半だから、音声がモゴモゴとしか聞こえない(滑舌が悪い人はとくに)ことが多いからだ。
多くがイヤホンマイクなどを使っていて、自分はいいが相手のことを理解していないことが多い。
その場合、きちんと指導するか、会社が在宅用に高価なパソコンを充てがっているくらいだから、量販店で買える2000円弱のマイクで音質が格段に上がるのでそれも充てがえばいいわけだ。
要するに「働き方」を変えたら、自分の立ち位置がよく見えてくるはずである。
時間は資源であるからこそ、オン・オフ関係なく、その時間と空間が「考える」時間か「作業する」時間かを意識せねばならない。
スキルについてはビジネススキルとチームマネジメントスキルがある。
ビジネススキルというのはお客のニーズを聞き出し、それに対応する解決策を提供することだ。
チームマネジメントスキルは、社内外のチームをどううまく、心理的安全性を担保しながら結果に導くことだ。
チームマネジメントがない場合は、一人作業であるが、相手と仕事をしていることで、そこにチームが生まれるので、一人だからと言って、「チームマネジメントスキル」が必要でないとは言えない。
これが管理職の仕事でもあり、自分のマネジメント能力でもある。
そのマネジメントにはセルフ(自分)とチームが(集団)がある。
どちらも欠かすことができない。
そしてマインドが存在する。
ここにも「セルフ」と「ビジネス」が存在し、「セルフ」は自我であり、ビジネスは対義語で仏教や哲学用語の「非我」や「他我」ではなく「ゲシュタルト」に近い。
「集団」は「全体制」でのマインドであり、ここをどう自分との関係性をつなぐか。
見えてくる世界は人それぞれであるが、まず「観察力」がとても大切である。
観察力というのは、他人向けだけでなく、自分向けでもある。
観察力が足らないと、先ほども伝えたが「浅い」仕事になったりする。
これが、スキルである。
更に、忘れてもらってはならないのは、テーマが存在して、時が変われば仕事の内容も変わるので、最初に決めたことが最後まで続くとは思わないほうがよい。
臨機応変に対応する必要がある。
働き方を変えるというのは、自分のマインドを変えることに繋がり、どうその仕事内容を見るかである。
それって誰得?という考えは中国人に多いから、自分勝手な解釈で相手に忖度なしでやるから嫌われる。だが、他人の顔色だけを見る日本人も仕事が進まない問題がある。
まず、必要な仕事と優先順位を考え出す。
重要か重要でないか、すぐなのか、待たせることができるのかのSWOT分析みたいな4分割チャートで考えることが重要である。
もしそれが自分ではわからないなら(自分のことはよく見えないことが多い)ので、それこそ、友人や同僚に相談することと「書き出す」ことが重要である。
それが「考える時間」と「作業する時間」が一緒になり、盲点の洗い出しができてくる。
一度、試してみてはいかがかな?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
©有限会社 ワイ・イー・ワイ 代表取締役 和田裕助