エンディング産業展で作ったアライアンス
昨年11月24日から三日間東京ビッグサイト青海展示場で開催されたエンディング産業展2020年にて様々な会社さんが参加されました。
今まではなかったような会社が参加されたことはとても喜ばしいことです。
何しろ、何故この時期に新規参入者がいるのかと。
実際は、新規参入者ではなく、葬儀業界と取引があった会社さんたちです。
一つは真珠産業。
もう一つは追悼関係。
真珠といえば妻の実家が神戸の真珠屋で、私も当時は色々と仕入れて販売していました。
婚礼時には真珠ということで。
実際、真珠はナマモノであり、本来葬送儀礼にはふさわしくないということだったのですが、それを言ったら通夜時の直会(なおらい)で故人へのお清めとして出されるお寿司やお刺身もアウトになります。
文化は時代とともに進化しています。
真珠の産業は義弟から聞くところ数百億円規模だそうです。
だからこそここには大きな商社が入り込まないとのことです。
つまり、美味しくないということです。
その中でも真珠屋さんが当方が常任理事を務める「日本葬送文化学会」に入って下さりました。
次は追悼のサイトとはこれからどんどん必要となるでしょう。
そこで人のお参りをどうするか。
リアルでしたい、リアルタイムでしたい、現場でしたい。
リアルはこのコロナ禍の時代では難しいが、リアルタイムは可能。
それで、2社と手を組み、リアルタイム及び現場(墓地など)に出向いて中継を。
世の中は色々と進歩しています。
この本で死というのは哲学だと、内藤理恵子さんはいう。
確かにその通りです。
誰も体験して感想を述べたことがない。
臨死体験はあったとしても、本当の死を本人が体験しても誰も真実を伝えられない。
そういう状況なので、できるだけ多くの人たちに我々のプロジェクトに参加していただきたい。
近々、アライアンスを組んだ会社さんたちとこのプロジェクトを公開します。
仮名:「追悼、その先をどうするか」