セカンドライフ、アゲイン
リンデンラボの「セカンドライフ」を憶えていらっしゃいますでしょうか?
「セカンドライフ」はアバターを利用して約10年くらい前に大ブレイクし、仮想現実の世界で、大勢がそこの土地(存在しないけど)おカネを突っ込んで買ったり、そこで売買したり(しかもリアル通貨で)した今では考えられない世界でした。
それを思えば、Sim Cityのほうがずっと健全ではあった。
今でもセカンドライフは3D化されて活動されいているみたいですが、当時の盛り上がりはなくなっているかと思います。
そんな中、当時から任天堂では「どうぶつの森」がありました。
うちの子もハマってWiiでずっと遊んでいました。
私自身はゲームをしない(卒業しまいた)ので触りませんが、うちの子はおとなしくてお茶犬が好きだったくらいで、ほのぼのしたゲームにハマり毎日やっていました。
その延長版が、「あつまれどうぶつの森」で更にみんなが参加できるゲームだということですね。
ちなみに、香港で反中共として活用して、中国では販売禁止になったくらいです。
さて、今回はお墓を買えない人たちも含めて、どこかにみんなが気軽にお参りできる場所を作ろうという動きで「あつまれどうぶつの森」が選ばれたのかとも思います。
前作との違いは自分の世界に人を呼べるというところでしょう。
ある意味、マインクラフトみたいなものでしょうが、プラットホームは自前でなくて任天堂が提供しているってことです。
うちでもマインクラフトサーバをMacMini Serverで立ち上げていました。
データはまだあるのですが、このデータをどこに保存できるか悩んでいます。
一度、海外の心なき人によってうちの子が作った世界を壊されてしまい、本当に憤りを感じました。
その後、IPアドレス限定にしたり、色々と対策は整いましたが、規制するとつまらないゲームになってしまうのでトレードオフ関係で悩みました。
さて、今回は:
https://connectingdirectors.com/57018-animal-crossing-funerals-let-mourners-grieve-in-cyberspace
からです。
ここに未来の葬儀を垣間見ることができます。
やはり葬儀はバーチャルになっていくのだろうと。
とくに、With Corona時代だと人が多く集まることができず、このように追悼式をバーチャルで行う。
つい数日前も妻の会社で行っているお別れの儀式で遺族がLINEを通じて米国にいる(日本に来れない)遺族のために映像を流していました。そのようなことで、遠方にいる本人たちも参列することができて、お別れの言葉をシェアすることができたのはいうまでもありません。
今後、そこから更に追悼の場としてFacebookなど以外で誰でも気軽にお参りできるバーチャルマイラーさんたちが現れるのではという気がします。
とくに今は集まることができないし、密を避けることが大切なので、ますます「参り墓」がバーチャルになり、いつでも気軽に訪れることができる世界になるでしょう。
ちなみに、10数年くらい前に、私の友人であり、同じ日本葬送文化学会の理事を務めている山梨県甲府市の「石の声」さんがQRコードを使ったお参りの場(QRコードはタイルに焼いて墓石に貼り付ける)をネットで提供する仕組みを作りました。
その後、何社か同じことをやっている会社が出てきましたが、どれも成功しなかったのは、その会社の事業が潰れたか、会社そのものの存在がなくなったかでデータも一緒に消えていきました。
やはり任天堂みたいな資本があるところの世界で作ることが大切だというのはわかります。