人の生死と葬送ビジネス&投資家

有限会社ワイ・イーワイの業務はいくつかあります。
いくつか紹介いたします。
一つは葬祭業専門のシステムインテグレータ、一つは相続コンサルティング、更に海外からの投資家へのコンサルティングです。
まだ他にもありますが、力を入れているのがこの辺りです。
もちろん、個性心理學の講師も行っています。

海外の投資家と言うよりも投資家そのものは、会社がいくら儲かって、いくら株主に配当されるのかです。
つまり、Equityがメインです。
Equityというのは「投資(資産)マイナス費用(借金)」で残高です。
それに対するリターンと言うことになります。つまりROEです。

私が仲良くしている住職の一人に東近江市の玄照寺の瓜生住職がおります。
こちらが瓜生住職の最新の本です。

生死(しょうじ)の苦海(くかい)ほとりなし
親鸞聖人が書いた誌です

生死は生まれて死んでいくことは苦しみだと言うこと
苦しみというのは自分以外誰もわからない
地獄=自分の業の苦しみ「自業苦」
「自分が」と言うことで苦しむ
他人は絶対に自分の苦しみをわからないが似た経験で苦しみはわかる
みんな苦しみは違うが人生そのものが苦しみがある
逃れない苦しみがある。

その中で生病老死があり、人は生まれて、病に侵され、最後は老衰で死ぬ。
この中は誰しもまっとうな人生?を歩むステップです。
中には若くして亡くなる方もいらっしゃるけど、普通はこの順番。

しかし、投資家は、そんなことは関係ない。
今、いくら儲かって、いくら配当されるかと言うのが主流になってきました。
悪いとは言いません。
これが資本主義の流れです。
だからこそ「物言う株主」がいます。
今までは「物言わない株主」で日本が育ってきましたが、時代が変わりました。

葬祭業では10本の指で数えられるくらいしか上場企業がいません。
やはりそれはお父ちゃん、お母ちゃんレベルの企業が大半だからです。
つまり、葬儀屋さんは町内の八百屋さんと変わらないのです。
そこを忘れてはならないのです。

投資家はそんなことは関係なく、伸びろ!っていうのが現状です。
葬儀の市場は大きくは変わりません。
なので、意図的に帰ることもできません。
どうしたらよいのかが不明で、みなさん右往左往しているところです。

有限会社ワイ・イーワイはその辺りを伺い、バランスよく調査するところでもあります。