再び真正乱数のお話

この度、自粛にてハッカー(クラッカー)が悪さをしています。
私も4月に1度、今月5月に1度、セキュリティを破られています。
そんな中、何をせねばならないかを改めて考える必要があります。

有限会社ワイ・イー・ワイはもともとは葬儀で使う遺影システムを開発し販売する会社でしたが、そこから葬儀全般のシステム構築に移りました。葬儀と言うのは個人情報の宝庫です。そういうところを守っていく必要があります。しかし、人間が作ったものは必ず何か落とし穴があり、狐と狸の化かし合い競争になっています。

 

ちょうど、昨年5月10日に(約一年ぶり)にQuantaglionの真正乱数発生チップの話をここでもしました。
当時でも今でも技術力が高すぎて、現在のニーズが追いついていないと言えますが、こうも軒並みにセキュリティを突破されている企業が多いと(私含めて)、対策を考えるのではなく、新しく導入せねばならないだろうと。

真の乱数発生とは

そこでQuantaglionと言う会社はどういうところなのか。
Quantaglionは東京理科大学のスタートアップ会社で社長が露崎氏です。
この露崎社長が約15年前にマレーシアの個人番号システムであるMRチップの開発に携わっていました。
更に今ではバージョンアップされて、よりセキュリティが高いシステムになっています。
そして、今ではICカード化するレベルまで達成しています。

このQuantaglionのチップの用途が

 

ワンタイムキーやブロックチェーンのセキュリティです。

量子コンピュータを使えば今の暗号化がすべて暴露さるとも言われています。
ではなぜ今、まだ現状の暗号が使われているのかというと、誰しも量子コンピュータを使える環境にないからなだけです。
これがある程度の人たちに使われるようになれば必ずセキュリティが崩壊します。
そして、使う人がすべてが善人だという仮定をしてはならないわけです。
多くのハッカー(クラッカー)は超エリート技術者です。
登山家が山を登るのは、そこに山があるから。
ハッカーがハッキングするのは、そこに空いているファイヤーウォール(脆弱性)の穴があるからです。