アムスの認知症村を訪ねて(その1)
今月(9月10日)にアムステルダム郊外の認知症「村」の Hogeweyk を訪ねることが出来ました。
7月ころにここの存在をネットで知り(友人のドクターがシェアしていた)、そこと早速コンタクトを取ることにしました。
まず、Hogeweyk はアムステルダムのセントラルの駅からSprinterを使って4駅、20分くらいで行けるところです。
Sprinter は市内に走っているトラムとは別料金で駅の券売機で買います。
もちろん、クレジットカードが必要。
ちなみに、オランダは日本よりもクレカ普及率が低いと言われているけど、アムステルダムにいて、そうとは思いませんでした。
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工業地帯を通り、田園に。
Weespと言う駅で降りて、徒歩15分(1Kmくらい)のところに「村」があります。
村と言っても、日本の限界集落みたいですが、日本の限界集落は訪れているので、それよりは遥かにマシでした。
実際、人がいなところではなく、ただ塀に囲まれている大きな施設(建設は国、民間が運営だが支払いはすべて国から日本で言う厚生年金基金から支払われる)で、そこに180名の「住民」がいて、24時間のスタッフが滞在しています。
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更に、ここは大きなシアターなどがあり、近くの企業がそこを借りに来ているとのことでした。
日本企業で有名な、デンソーさんも近くにあり、大きなイベントをやるときに、シアターを借りて国からの補助金などで足らない費用の足しにしているとのことだ。
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さて、ここの施設に入った途端に運良く?私の前に棺が担ぎ込まれました。
そこで入居者のおばあちゃんが一人亡くなりまして、ご葬儀を上記シアターで営むことになりましたが、残念ながら近親者のみの参加しか許されておらず、そこのスタッフすら参加できなかった。
まだ、このおばあちゃんは入居して1年ちょっとだけの「滞在」でした。
まず、このHogeweykは二重扉になっています。
入居者も外部の人も勝手に出入りできないようになっており、入り口のコントロールセンターである門番さんがすべて操作して行います。
入居者は家族または施設の方と同伴でなければ外には出れません。
そして、訪問する前に、色々と参考にしたいと思い事前調査を行っておりました。
日本からの企業もかなり見学に来てるとのことで、私自身も驚きました。
その中で、事前調査と現状が全く異なっていたことが判明しました。
いくつかのサイトを紹介いたします
- https://hogeweyk.dementiavillage.com/
- https://www.weforum.org/agenda/2018/06/france-is-building-a-village-for-people-with-alzheimers/
- https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/contribution/2016/kokushinkyo1611-village_01.html
それでは後ほどに。
2018/09/10 にメモとして書き始めて、2018/09/28にアップしようと、ここまで書き終わったのが 2018/10/21 でした。
つづく・・・