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小池百合子東京都知事

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本日(2017/08/03)現東京都知事である小池百合子氏が日本外国特派員協会にて英語で記者会見を行った。
周知の通り、小池知事は初代ワールドビジネスサテライトのキャスター。その後、政治に転換した。
ご本人の過去のことを言うのではなく、政治手腕はすでに周知の通り見ての通り、向かうところ敵なし状態だったが、これからどうなるやら。

東京都知事になってから1年経った今、これからどう進むのか。
3年後に控えたオリンピック・パラリンピック、そして築地・豊洲問題。
東京都を運営するビジネスになる。世界情勢を考えると北朝鮮と米国の問題、更に環境とインフラの課題もかなりある。どこをどう動かしても賛成もあれば反対もある。
既成政党と言う問題は古いことに縛られて考えているので斬新な対応もできない。
フランスのマカロン大統領とかぶるところがあると本人も認めている。

さて、今日の記者会見で東京都は3つのことを考えていると。

一つ、安全な都市
一つ、多様性の都市
一つ、スマートシティ

まず、安全に対して災害に強い都市。
地震などの自然災害だけではなく、女性にも高齢者にも安全な都市を目指す。
高齢者、障害者、女性にも子供にも優しい都市にしたいと。
これから数年で団塊世代が後期高齢者にはいる。これらの人たちにも住みやすい東京にしたい。
そもそも、パラリンピック対策することで高齢者対策にもつながる。

多様性の都市については、老若男女であろうが健常者や障害者問わず、更に外国人にも優しい都市にしていきたい。それを行うにはワークライフバランスを変える必要がある。

「時差.BIZ」

これを道入することによって、様々な課題もクリアされるはず。
オフピークワークを行うことで通勤電車が「痛勤」にならなくなる。
テレワークを行うことによって無駄な動きがなくなる。
家族とも時間を大切にできる。企業の多大な交通費などを支給する必要のなくなるだろう。

スマートシティ構造にすることによって外国人にもわかり易い都市になる。
全ての小さい国の言語まで対応することは出来ないがITとスマホ技術を活用しより外国人に優しい都市を目指すことが出来る。
サイネージなどの活用で外国人にもわかり易い案内が可能になる。
白熱球をLEDに交換することでカーボン・オフセットに対応することも可能になる。
(余談だが白熱球は蛍光灯よりもLED電球のフリッカーは人々の生活にどう影響を与えるかはここでは議論しない)
オリンピック・パラリンピックに向けて5000個のメダルを作るために古い(使えなくなった)ケータイやデジカメを回収し、レアメタルなどを回収したい。まさしく東京は都市鉱山であるから。

更に2020東京オリンピック・パラリンピックが終わっても施設を運営できるようにしたい。
本人は言わなかったが、中国の「鳥の巣」みたいな状態になるのは以ての外。
そこには民間の経営ノウハウやネーミングライツを活かした形で運営していきたいと。

更に東京を金融の中心にしていきたい。
そこには大きな課題はたくさんある。
まず税収だ。東京都の運営費は法人税から成り立っている。
今すぐ減税改革をすると都が回らなくなる。
しかし、日本の場合、法人税と相続税が高いのと、起業するのに複雑な手続きがたくさんある。
税制改革をすぐに行うことは難しいが起業のために複雑な書類などを簡素化し外国人がもっと簡単に日本(それも東京都内)でスタートアップできるようにワンストップサービスを提供したいと。

様々な課題を抱える東京都とオリンピック・パラリンピックでは千葉、埼玉、神奈川も強力しているのと温度差だけではなく、考え方が違う。税収も全く違う。

2020の東京都をビジネス的に考えると災害さえなければとっても活躍が増える場所でもある。
しかし、今の香港の人の多さ、多様さ、思考の違いに追いつくのは更に先かなってことも思える。

私としては、高齢者対策は今からやらないと手遅れになるだろうと。
それには多くの外国人労働者を活用しないと間に合わない。
規制緩和と税制改革、そして簡単に起業できることが必要不可欠である。

銀座で猫カフェができるように説得して欲しい(違うか?!w)
ネズミやゴキブリが走り回っている飲食店よりもネコのほうがずっと綺麗好きだ。

 

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