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Nokiaは不死鳥にならない

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海外ではノキアの破壊不可能携帯に再度製造してくれとラブコールが長くあった。
2000年の初期に出荷されて総出荷台数は

合計126M台、つまり1億2千600万台

とも言われている。

∑(゚Д゚)エ!?と思う数である。
1.26 Millionではなく、126 Millionだ。

なぜこのケータイがこれほどまで売れたかというと、実質破壊不可能と言われたからだ。

私は今までいくつも携帯を握りつぶしてきた。
はい、握力にて握りつぶしました。
それも親と理不尽なことで喧嘩して怒りで握りつぶしました。
とは言っても、日本のプラで出来ていた当時のPHSやケータイは簡単に握りつぶすくらいのことが出来ました。

しかし、このケータイは実質破壊不可能とまで言われた。

 

このケータイが17年後に戻ってきた!
実際は2017仕様ってことで色もポップに!(笑)

さて、ノキアと言えば、ケータイ事業をマイクロソフトに譲渡した。
その後、MSはNokia LumiaブランドでWindows Phone OSを入れて販売していたが、あまり売上は芳しいとは思えなかった。
Windows Phoneそのものがあまり人気がなかったとも言える。私が愛用しているBlackberryと同じくらいのシェアだった。
たぶん、昔にWin Mobile機を使った人たちの怨念が残っていたのだろうと(私もその一人でもあった)。
そんな中、私も海外へ行く時はずっとNokia 6630を持ち歩いていた。
最近はBlackberry Q10なども持ち歩く。

その後、NokiaはPatent TrollになってAppleに多額の特許料を支払えと。
AppleはiPhoneに接続できるWithingsの体重計などのハードウェア(アプリは別として)は全てアップルストアから撤去した。

今回、復活したのは、名前は当時と同様の3310だ。
しかも超安い(49€ — たしか$53USDとかで見た)。
液晶はカラー(笑)
しかし2G(GSM)のみだが、Dual SIM搭載可能。
これはまさしくヨーロッパをローミングする人のためだわ!


さて、Nokiaはこれでカムバックできるのだろうか?
このケータイで1億台が売れるなら、また別の展開だろうけど、柳の下にはドジョウはそう何匹もいない。
そして、このケータイはあくまでも価格帯からしてインド、アフリカなどの第三カ国でケータイインフラがまだ発展していない国々のためだと思う。あのようなところでは2Gが必要である。ちょっと話は反れるが、LTEは3Gからの発展ではなく2Gからの発展であるので2G→LTEに以降するなら3G (W-CDMAやCDMA2000) をスキップした方がカネがかからない。

さて、カムバックの話だが・・・「シェーン!カムバ〜〜〜ク!」ではなくポルターガイストIIの予告編だと思う。

たぶん、それなりに売れるだろう。
本当ならもう少しコストアップしてもいいからLTE向けに作って欲しかった。
しかし、今の日本はVoLTE対応でないと売れないし、日本人好みの「全部入り」幕の内弁当でないと売れないのも悲しい。

これはノキアが展開するBOPビジネス向けだと断言する。
再度1億台売れるならいいけど、そうもいかないだろう。

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