ウォークインサイトって!
CEATECが10/04〜07で開催されていて、やっと落ち着きました。
本当はもっと早く紹介したかったのですが、なかなか時間が取れず状態。
今日、紹介したいのが、韓国の製品で、ケータイがWiFiを接続する電波をキャッチして人の行動を探るモノです。
実は、韓国では、このような製品は多くあり、更に無料WiFiなども多数存在し、観光地だけではなく、図書館、美術館などの人の流れをアナライズしていることが多くあるそうです。
∑(゚Д゚)エ!? それってプライバシー侵害では?って。
はい、MACアドレスを拾うので確かにそうかも。
そして、追跡する。
しかし、それがビッグデータとして扱われてしまったり、本人特定まで至ってないので不問にすると。
この商品です。
この商品は、頂いた資料のスクショであるが、人の動線を把握することができるので店舗づくりなどに役に立つだろうと。
すでに日本の観光地でも導入しているところがある。
疑問にあるのが、なぜ「外国人観光客」とわかるのかが。
ローミングしているSSID信号をゲットし、MACアドレスを検知する仕組みではそこまでわからないはず。
頂いた資料: Dropbox 保存先 http://bit.ly/2dOIU6T
マイナビニュースでもポケモンGOによる来店者数の変化が紹介されている。
http://news.mynavi.jp/news/2016/07/29/080/
詳しくは Walk Insight社のホームページにを参照して頂きたい。
大きな店舗や式場などだけではなく、カフェやレストランで展示会などを行うときに人の流れを見ることができるだろう。
ここで幾つか注意点が欲しい。
実は、この商品は一人がスマホを数台保有していると、それぞれおWiFiがONになっていたら、一人と検知する。
つまり、私の友人みたいに7台のケータイ(ガラケー含む)を持っているとスマホの台数分の人とカウントされる。
私も事情があり3〜5台を持ち歩いていることもあるので(すべてスマホ)、3人〜5人としてカウントされる。
そして、もう一つの弱点がある。
これは配線関係だ。
Ethernetが1本必要である。
自ら情報を発信してサーバにデータを無線LANで送ることはできない。
そして、電源だ。PoE対応でないので、レールを組んで、天井に貼り付けるにしても壁に貼り付けるにしても電源が必要だ。
これが困った設計であり、取り回しが不便なのは言うまでもない。