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海外の骨瓶

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葬儀と縁が切れないが柩と骨瓶です
日本は99%以上が火葬します。
火葬しないのは、火葬設備がないところだけです(主に離島)。
火葬については「火葬研」があるので話しは割合いたします。

さて、毎年(過去20年)行われてきた綜合ユニコム主催のフューネラルビジネスフェアにて昨今は手元供養品が盛んになってきました。
手元供養の場合、まさしく遺骨の一部を手元に置いておくことです。
これがペンダント、プラック(板)、小さな骨瓶であったりします。
骨瓶を扱っている業者さんはかなりあります。
多くが瀬戸にあるのは、瀬戸物を扱う産地でもあるから。
あと、有田とかも。
しかし、これらはマスプロ化の時代です。
瀬戸物や中国磁器(ボンチャイナ)だって粘土を焼いて作ります。
多くの手元供養品も同様。

自分仕様って作れないか?
まず、自分仕様ってどうなのか?
自分仕様と言うのは火葬場から帰ってきてから入れ替えることになります。
特別の形のは火葬場では扱えない(扱いたくない)または火葬場へ骨瓶の持ち込み禁止(東京23区)すらあります。
それと大腿骨みたいな大きな骨(多くの場合は既にもろくなって小さく砕かれています)を特別な形をした骨瓶に納めることが難しいです。
手元供養として置いておきたいなら、一度お骨を粉砕する必要があります。
ご自身でなさっても問題はありません。

1つだけ注意が必要なのは(粉骨ではなく)、お骨を入れた桐箱に埋葬許可書が一緒に入っています。
火葬場の職員は喪家が失くさないようにお骨と一緒に桐箱に埋葬許可書を入れてます。
埋葬・火葬許可書は再発行はされませんので。

さて、話を元に戻します

海外の骨瓶、とくに「西洋骨壷」で検索されると色んな形がでてきます。
さて、時代は21世紀。
そして3Dプリント技術が徐々に盛んになってきました。
3Dプリンタは樹脂だけとは限りません。金属製も作れます。

アメリカは「火葬」=粉骨までが最終段階です。
日本みたいに骨を残す文化ではありません。
骨を残すにはそれなりの火夫(かふ)さんの技術があります。
従って、杯にすることが火葬の目的で、最初から自由な発想の骨壷が存在します。

こちらをご覧くらださい。

元NASAのエンジニアの骨瓶です。

http://www.prweb.com/releases/2015/07/prweb12862671.htm

スペースシャトル!

瀬戸物では作れないです。
これをメーカーに頼んでも作れないです。
それなら自分で設計して作ってしまおう!
3Dプリンタで作るにはそれなりの知識が必要ですが、ファボラボへ行けば丁寧に教えてくれます。

そして、昨日、豊島区の椎名町駅前の金剛院さんを日本葬送文化学会の定例会の野外研修会で訪問いたしました。
骨瓶に関して、今後どうなるのか、色々と楽しいお話を住職から伺いました(これは別途書きます)。

脱線王だな・・・
3Dプリンタなら、粉骨したあとに自分仕様や自分が残したい気持ちやイメージを残すことができます。
お骨の扱いが今後、意識が変わってくるだろうと。
遅かれ早かれ、葬儀社はその対応を迫られるだろうと。
金剛院の住職はこの5年以内に激変するだろうと。

自由な発想があっていいかと思います。
葬儀の文化はあらゆると変化しています。
対応できない葬儀社が崩れていくでしょう。

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